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S5#1「命の価値」

イギリスにおけるニュー・トリックスの視聴率、平均30%らしいですよ。何気にすごい数字ですよね。
そんなニュー・トリックスがチャンネル銀河さん以外でも見られるようになったって知ってましたか?
楽天がやっているShowTimeという動画サイトさんで有料配信中です。
今のところシーズン3まで見られるみたいですよ。CATV入っていない方はぜひ!
本当はDVDで出してほしいんですけどね。

さてさて、本日はS5#1「命の価値」の感想に行きます。
シーズン最終話以外はからっと明るいニュー・トリックス・・・のはずなのですが。



・5年前、ウィーラーという男が銃殺された。彼の莫大な遺産を相続したのは亡くなるたった3か月前に恋仲になったカーリーだ。UCOSは二人の出会いに疑 問を持つが、カーリーがウィーラーの娘・ナオミから角膜を提供された縁で知り合ったことが判明する。どうやらウィーラーは他のレシピエントとも接触を持っ ていたようで・・・。事件の捜査を進める一方で、UCOSはついに始まったハンソン裁判の証人台に立つ。

・鬱回はシーズンエンドだけ、というニュー・トリックスの不文律を破ったエピソードです。S6まで見終わっているのでこの後の展開も知っているのですが、 それでもこの回を見るのはあまり気が進みません。スイカをより甘く食べたければ塩が必要!と訳が分からない理屈で自分を奮い立たせます。

・ウィーラー事件を持ち込んだのは、ジャックの知り合いの弁護士サム・タリス。確かS2#1にも登場していましたね。

・UCOS in 法廷。先発のブライアンは前日から緊張気味で、他の3人も視聴者も一抹どころでない不安に襲われます。危惧はあたり、ハンソンの弁護士の攻撃に取り乱して しまうブライアン。当然追及の矛先は他のメンバーにも向かい、UCOSは苦しい立場に追い込まれます。特にエミリーと血縁関係にないことをエミリー本人の前でばらされることになったジェリーは気の毒としか言いようがありません(ネタバレ反転)一連の裁判シーンは見ていて本当にもどかしくなります。

・そんなUCOSvsハンソンに気を取られて再視聴するまですっかり記憶から抜け落ちていましたが、事件のパートもドラマチックで面白いエピソードでした。ウィー ラーが殺されたのは、ナオミの臓器の不正取引を(無自覚に)阻止したことへの逆恨み。実際に阻止したのはナオミの彼氏の賢明な判断でしたが。彼氏が不正取 引の件をウィーラーに話したと証言していた時には、てっきり事の次第を知ったウィーラーに詰め寄られて殺してしまったのかと予想しましたが、ふたを開けて みると更にどうしようもない理由でしたね。(ネタバレ反転)

・邦題「命の価値」は日本オリジナルですが、原題の「Spare Parts」以上にしっくりきました。
ナオミの臓器が手に入らなかったせいで恋人が死んでしまった。彼女はとても素晴らしい人間で あり、生き延びるべき存在だった。実際に提供を受けた人たちとは生まれつき命の価値が違う。そんな犯人の主張は身勝手としか言いようがありません。でも、 同じ殺人未遂を犯してもジャックは応援してしまう私には、「命の価値」について頭ごなしに批判する資格はない気もしました。「命の価値」をどう考えるか と、実際に人を殺してしまうのとでは、全く話が違いますけどね。(ネタバレ反転)

裁判の方は予想通りハンソンの勝利。ショックを受けたジャックはUCOSの監視の目をかい くぐって姿を消してしまいます。身の回りを整理して消えたジャックに、不安を抑えられないUCOS。エスタのせりふが若干の救いになりますが・・・。次回 からしばらくジャック不在のUCOSが続きます。(ネタバレ反転)

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