2013/02/16 Category : S5感想 S5#7「虚構の楽園」 可愛いおじいちゃんたちと女王様が 仲良く未解決事件の捜査に挑む英国ドラマ「ニュー・トリックス」。 ぎゃおでの無料視聴もいつのまにやらS3に突入していました。 残念ながら日本ではDVD発売されておらず、ケーブルでのみ放送されているドラマです。 この機会を逃す手はありませんよ!是非是非ご覧になってみて下さいね。 というわけで本日はS5#7「虚構の楽園」レビューに参ります! ・大学生のジャスティンは2か月にわたる失踪の末、激しい暴行の痕跡を残す遺体となって発見された。母親による執念の聞き込みの結果、死の直前まで同居し ていたという少女ハイディが現れる。彼女はいわゆるコミューンの住民で、ジャスティンも村に身を寄せていたらしい。村人たちは口を揃えて、死の数日前に彼 が村を発ったと証言するのだが。 ・冒頭、メンバーたちからまともな挨拶を返してもらえず機嫌を損ねるジャック。爽やかな朝の光景です。 ・コミューンと聞いて「夢の残滓」という表現が真っ先に浮かびました。今でもあるんですねえ。洋ロック好きとしては何やら郷愁を駆り立てられます。 ・進まない捜査に苛立ち攻撃的なジャスティン母。気持ちがわかるだけに、向き合わなければならないUCOSも辛いですね。 ・ジャスティンのルームメイトの聞き込みで、射撃ゲームに勤しむジャック。相手に一目置かせるのが本当にうまい人ですねえ。ニュー・トリックスにはドンパ チがほとんど登場しませんが、ジャックは銃の腕もよさそう。サンドラさんはいい腕を見せてくれたことがありました。どのエピソードでしたっけ?ブライアン はやる気になればそれなりじゃないかな。案外ジェリーが駄目そう。 ・このあたりのエピソードからブライアンの精神状況に暗雲が立ち込めていますね。真っ先にそれを察知するジャックは長年人の上に立っていた者の勘を鈍らせ ていなくて頼りになります。「ブライアンは思い込むと・・・」とジャックが濁した言葉を、「トンチンカンに突っ走る」とこれ以上ないほどしっかりと引き継 いでくれるサンドラさんも流石です。 ・そんなブライアンに対し、エスタも疲れ切っているようで・・・。本当にエスタの愛情には頭が下がります。 ・ジャスティンの両親を諭したり、未成年の娘の性行為を許すなんておかしい!と力説したり、今回のジェリーは父親ならではの言動が目につきました。 ・一方サンドラさんからは母性愛?のような優しさが感じられて新鮮な回でした。アルコールへの欲求に苦しむブライアンへの対応とか、ジャスティンのお母さ んへのフォローとか。いや、サンドラさんも根は優しい人だというのは重々承知しているんですけれども!(力説)包み込んで庇護するような優しさというの は、やはりシリーズを重ねていくごとにUCOSの人間関係の中で芽生えて行った部分じゃないかなあと。 ・この回も真相は意外なところにありましたね。結局ジャスティンの父親は逮捕されずじまいでしょうか。ジェリーじゃないですけど、飲まなきゃやっていられない結末です。(ネタバレ反転) PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword