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you can't teach an old dog new tricks

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サンドラ・プルマン / アマンダ・レッドマン

UCOS率いる警視。メンバー唯一の女性で、唯一の現職警官。その手腕は誰もが認めるところで、命令をくだす姿は爽快なほどサマになっていますが、 UCOS行きのきっかけになった人質事件での失態は不運であったとは言えまぬけそのもの。猿も木から落ちるとはまさにこのことですなあ。

性格は真面目でまっすぐ。へつらうことを良しとせず、しかも有能さという裏付けがあるから、男性からは「嫌な女」扱いされがちなのでは。一方で同性からも敵視されることがままあるので、基本的に敵を作りやすいタイプなのかもしれないですね。発言も辛辣で攻撃的だし。

男気は「ニュー・トリックス」随一。けれども女性であることを否定しているわけじゃなくて、女性に対する差別などには敏感に反応します。なのに女性から 「連帯が感じられない」ふうに見られがちなのが辛いところですね。女性を武器にしたり言い訳に使うことには人一倍厳しいので、そこまで強くなれない同性の 反感を買ってしまうのかもしれません。ドレスをかっこよく着こなし女性を楽しみつつ、女も男もなくフェアを貫こうとするサンドラは素敵だと思いますけど ね。かっこいい路線の女性キャラはわざとらしさが鼻につくことも多くて、「かっこよさは異性よりも同性の方が難しいのかもしれない」などと思うのですが、 サンドラは素直に感情移入できるし応援したくなります。

仕事一筋ですが、公式ページでわざわざ書かれてしまうほど「私生活がお寒い」のがそのせいだけなのかは若干疑問が残るところ。仕事では大いに活躍する聡明さと切れ味の良さが仇になっている気がしないでもありません。わりと恋心を寄せられることも多く、本人にもその気がないわけではないのに、なぜかろくな男性とお近づきになれません。そのせいでサンドラも嫌気がさしてしまったのか、最近は恋愛の話が少なくなっている気がして寂しいですね。せっかくサンドラは恋愛をする気があるのですから、いい人が見つかってほしいものです。親しい友人が画面に登場しないのは、機会がないだけでしょう。きっと。

肝心のUCOSメンバーとの関係は良好と言っていいでしょう。良くも悪くもお互いに遠慮がなくて、サンドラにとっては比較的気の置けない間柄なのではない でしょうか。一番の若手ですが十分すぎるほど仕切れていて、「サンドラなしのUCOSはありえない」とメンバーに思わせるあたりはさすがの一語。家庭的な 職場らしく、メンバーそれぞれの事情を慮る姿もちょくちょく見られます。決してべたべたしませんが、相手に合わせてうまく対応を変えていて、サンドラの細 やかな一面がうかがえます。反対におじいちゃんズが時に焼きもちを焼きながらサンドラを見守っている場面も多くあり、実に心温まるわけです。



サンドラを演じるのはアマンダ・レッドマンさん。1957年生まれ、ブライトン出身。生後15か月の時に死亡を宣告されるほどの大やけどを負いましたが、奇跡的に回復。成長してからはローレンス・オリビエ創設の演劇学校で演技の勉強を重ねます。
一番有名な役はニュー・トリックスのサンドラなのでしょうか。他にもテレビやラジオで活躍。共同創設した演劇学校の校長先生でもあるそうです。

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