2011/08/04 Category : Pre・S1感想 S1#3「青春の影」 9月の番組表も出ましたが、このペースで再放送が進むと年内のS7放送は無理でしょうか。 本日はニュー・トリックスS1#3「青春の影」レビューです! ・20年前、平和キャンプで学生運動家のジョシュが撲殺された。容疑者にあがったのは運動仲間のフランク、イモジェン、コリン、エレノア。現在は精神疾患 の患者、やり手事業家、政府職員、筋金入りの運動家と立場がばらばらになった4人だが、ただひとつ共通することがあった。四人ともジョシュの死に公安が絡 んでいると主張しているのだ。 ・直近で見たS1#1と比べると、間に1話しかないにもかかわらず、UCOSの関係が段違いによくなっています。今回の組み合わせもジャック&ブライア ン、サンドラ&ジェリー。S6まで通してみるとサンドラ&ジャック、ジェリー&ブライアンの組み合わせが多い印象ですが、初期は違ったようですね。 ・心を病み殺人を犯したフランクの聞きこみはジャック&ブライアンの担当。メンタル系のことになるとブライアンはもろ刃の剣という感じがしますが、今回はこの人選が功を奏しました。 ・当時の新聞から、犯行時刻をまたいである異変が起きていたことがわかります。これを発見したのはジャックでしたが、緻密な彼らしい捜査だと感動しました。些細なことを大事にするのが名刑事の秘訣ですね。 ・さまざまな観点から捜査を進めていくと、必ずちらつくのが公安の存在。おじいちゃんズとサンドラでは公安に対する意識が違うようです。時代の変化でしょうか。それともサンドラが強気すぎる(笑)のでしょうか。その両方の気がしますが。 ・そんなサンドラが思わせぶりな態度で帰ったものですから、おじいちゃんズは「もしや公安に一人で殴り込みに行ったのでは」と疑心暗鬼に駆られます。そし て取った行動が・・・尾行(笑)3人がわたわたとサンドラを追うシーンはかわいすぎて見物です。結局見当違い勘違いだったうえ、サンドラにばれて逆鱗に触 れるわけですが(当たり前)。でもかなりマナー違反のことをされたわりに、サンドラはその後ジェリーが自宅に来たと勘違いしてにっこりしているくらいなの で、一応おじいちゃんズの気持ちは伝わったようです。サンドラも2話の間に様変わりですね。 ・おじいちゃんズの必死の努力もむなしく、サンドラは公安と接触してしまうのですが。ここからはまさにサンドラ無双。最初から腰が引けていたおじいちゃん ズとは違い、堂々と公安と掛け合っています。もちろんおじいちゃんズだっていざとなったら無双っぷりを発揮してくれたと思いますが。 ・で もこういうシチュエーションで公安が犯人ということはないなーというのは最初から見当がつきますよね(笑)結局この事件は仲間内の痴情のもつれが原因でし た。その痴情から一人だけ蚊帳の外だったフランクの当時の立ち位置がなんとなく偲ばれます。コリンとイモジェンはどっちもどっちですね。(←ネタバレ反転) ・事件を通じて知り合った公安関係者となにやらただならぬ雰囲気をかもしだすサンドラに、ジェリーが「危険なゲームはやめておけ」といらぬおせっかいをし ます(笑)まったく相手にされていませんが。今見直すと、「サンドラを見守るおじいちゃんズ」の構図が確立したのがこのお話だったのかもしれません。最初 のとげとげしさを考えると、かなり展開が早いですね。 S7放送が始まるまでに、ニュー・トリックスファンが増えてくれたら嬉しい! PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword