忍者ブログ

you can't teach an old dog new tricks

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > Pre・S1感想 > S1#5「失踪の果て」

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

S1#5「失踪の果て」

字幕なしでドラマや映画が見れたら、面白さ倍増どころじゃないんだろうなあ。とか思いながらも勉強はせずドラマを見る方ばかりやっています。これだから!
そんなわけで「ニュー・トリックス」S1#5「失踪の果て」感想に行きたいと思います!



・今回はブライアンが持ち込んだ乳児連れの母親の失踪事件。なんでも駆け出しの頃のブライアンが関わった事件で、このたび血の付着した遺留品が見つかったとのことで。
・その母親は黒人だったため、当時は差別意識からまともな捜査をされなかったよう。同じく黒人のクラークは憤りと同情からか、いつになく積極的です。
・刑事ドラマのわりにサイドストーリーが凝っているニュー・トリックスですが、今回は事件の比重がいつもより重かった気がします。捜査対象が3人の女性に広がり、事件の方が盛りだくさんでしたからね。
・そんななかでのイチオシはサンドラの男性関係。今回いい感じになっていたのは・・・#3で出ていた公安の人?でもお約束というか子持ちのようで。あらら。
・あとちらりと出たエスタもいい味を出していました。捜査資料を見ての鋭い観察眼。細やかな彼女らしい指摘はUCOS内ではなかなか出ないものかもしれません。
・あからさまに怪しい容疑者があがるも、捜査に非協力的。苛立つクラークは違法捜査に走りかけます。これを止めて諭すブライアン。大体こういう役はいつも ジェリーがやっているので、なんとなく新鮮ですね。普段とはちょっと違った一面が見られて、ますますブライアンが好きになりました。
・そうかと思うとサンドラに自己啓発本の山を笑顔で押し付けるマイペースさがいつも通りで、やっぱりブライアンはこうでなくちゃとも思うわけですが。人の 心の機微がわからないわけでは決してないのに、猛烈ブリザードが吹き荒れる中一人ケロリとしたブライアンはやっぱり不思議な人です。
・墓地のシーンで流れていた曲が気になったので、断片的に聞こえる単語を頼りに(ここで英語力のなさを実感)調べてみました。T.REXの「Girl」という曲のようです。きれいな曲だなあ。
・事件に話を戻すと、ともかく不幸な偶然が重なったなという印象を受けます。そして本当に多くの人が苦しむ事件だったなと。失踪した妻の生存を知ったご主人の心境とか、母と思ってきた人の正体を知った衝撃とか、大工夫妻の今後とかを考えると、なんともやるせない気持ちになります。(←ネタバレ反転)それでも関係者が墓に集うシーンを見ると、またここから始まるものがあるのだと感じられますね。
・そんな光景を目のあたりにして、ジャックは自分の身に置きかえらずにはいられなかったのでしょう。「私にも真実を」と漏らします。何とも言えない寂しさ が漂う締めですが、独り言で終わるはずだった言葉をジェリーが聞いていてくれたのが救いですね。肩に手が置かれるのと同時にいつものメロディが流れるのが ニュー・トリックスらしくて最高です。



お気に入り回はぐだぐだと長くなってしまいます。すべては愛ゆえ!

拍手

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword