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S1#1「闇からの凶弾」

銀河さん、ニュー・トリックス再放送ありがとう!おかげでようやくS6まで完走できました!
S7が始まるまで、まだしばらく時間がありそうですね。できたらS7開始までに全話レビューしたいです。
でもS5がすっぽり抜けているから、地味に結構な話数が残っているんだよなあ・・・。
そんなわけで本日はS1#1「闇からの凶弾」感想です。



・湖で発見された銃の中から、20年近く前の殺人事件で使われた銃が見つかった。殺されたのは女性警官のケイト。彼女はサンドラの警察学校時代の同級生で あり、ある男性を巡る因縁の相手でもあった。銃に残った指紋から呆気なく容疑者があがるのだが、彼は犯行を否定する。一体事件の裏には何があるのか。

・現在まで続くニュー・トリックスの記念すべき第一話。厳密にはプレの作品が一作目になりますが、そちらを見ていない人にも話がわかるように、冒頭で UCOS設立の経緯とメンバー紹介が流れました。ここで流れているBGM、時々耳にしますね。すごく好きなのですが、オリジナル曲なのでしょうか。

・ペヴァン、クラーク、久しぶり!!!

・一話目ということで、まだお互いの距離がつかめていないUCOS。S6になっても時々はぎくしゃくすることがありますが、それとはちょっと違うまさしく 「距離感」が感じられて新鮮でした。ブライアンなんて「小娘とは組みたくない」なんて言っちゃってるし。この人がのちに「サンドラがいなくなったらどうし たらいいんだ!」と取り乱すようになると思うと、険悪な雰囲気さえ微笑ましいです。

・そんな時期のキープレイヤーはジャックですね。男性陣に向かってさりげなくサンドラのフォローをしたり、サンドラの攻撃から男性陣を庇ったりと忙しそう。初期のジャックの働きがなかったら、UCOSは打ち解けるところまで続かなかったかもしれないという気もします。

・そのジャックは今回公私ともにブライアンのお守りで忙殺されていた感じでした。自分を退職に追いやった陰謀とやらに固執するブライアンに愛想を尽かし、 エスタが家出。パニックになったブライアンはジャックのうちに転がり込んできたのでした。メアリー相手に愚痴をこぼしながら、なんだかんだと世話を焼いて やるジャック。最後はガツンと説教をして、ブライアンの目を覚まさせました。ブライアンは説教されるシーンが多いですね。

・それにしてもジャックがブライアンに勧めた「仲直りの方法」がロマンチックで笑った。え、ジャックってこういうキャラなの?結局のところ仲睦まじいレイン夫妻に安堵しながらも、そこはかとなく寂しそうなジャック。メアリーへの語りかけも多かったですね。

・今と比べて誰が一番印象が違うかというと、やはりサンドラでしょうね。この回のサンドラはひたすらカリカリしていて、一緒にいる人を疲れさせてしまいそ う。一生懸命すぎてがむしゃらというか、余裕がないというか。今回の事件はそんな彼女の「一番じゃないと嫌」という気質が遠因になっていたので、彼女自身 思うところがたくさんあったでしょう。

・私にしては珍しく、ジェリーを話題にしていませんね(笑)今回はある奇策で捜査に貢献。おかげでペヴァンからお小言を食らうはめになりますが。サンドラ とのコンビはやはり今のようにしっくりはいかないものの、なかなかよく噛み合っている気がします。おじいちゃんになることはこの回で判明していたのです ね。

・ほとんど事件にふれていないのはいつものことですが、正直今回は事件が見どころの回ではなかった気がします。一回目だからレギュラーメンバーの性格や境遇を説明する方に重点を置いたように感じました。



S6と比べて何が一番印象的って、男性陣の頭髪の(強制終了)

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S6#8「重なり合う過去」

普段のノリとは裏腹に、シーズン最終話は鬱エンドで締めくくるのが恒例のニュー・トリックス。毎回「前回のラストほどひどい話にはならないだろう」と思い ながら見るのに、いつも見事に期待を裏切ってくれるのがすごいですね。そんなわけでS6最終話「重なり合う過去」感想。気持ちが落ち込んでいる時には見な いことをお勧めします。



・33年前の医師惨殺事件の容疑者の切断された遺体が発見された。容疑者は医師の死体が発見された肉屋の店主で、事件直後から行方不明になっていた。 UCOSは医師殺害事件の再捜査を任される。なぜか捜査を渋るジェリーにはお構いなしに、肉屋があった市場を中心に捜査を進めていくと、思いがけないこと が明らかになる。なんと医師の死体発見現場にサンドラの血縁者の血が残されていたのだ。

・今回はサンドラ&ジェリー編。あまり笑いどころがない回なので、感想の方もひっそりと。

・そうは言っても、サンドラと事件の関係が浮上するまではそこまで重い雰囲気ではありませんでした。ジェリーにだけは序盤から最悪の展開でしたが。今回は ジェリーの親類一同が登場。ジェリーの一族は肉屋を営んでいるようです。山ほど迷惑をかけたうえに一方的に避けているジェリーを温かく歓迎する、団結力の 強い一族です。

・そして明らかになるジェリーのルーツ。彼はフランス系移民の子孫でした。スタンディングという苗字もどうやら本名じゃないようです。ジェリー本人は頑な にロンドンっ子だと言い張り、フランス系のルーツを否定したがっているようでしたが。ジェリーはわりと本気で嫌がっているみたいなのに、「ボンジュール! サバ!」といじっちゃうUCOSが大好きです。しかも超楽しそうだし。

・このあたりまでは比較的通常運行のニュー・トリックスで、「もしかしたら今回は久々の円満シーズンエンドか?」と期待したりもしたのですが。サンドラと 事件の関係が浮上して、一気に鬱展開へ突入。サンドラだけを呼び出して、DNA鑑定の結果を告げるストリックランド。以前サンドラのお父さんがらみで大失 態をやらかしてくれた彼ですが、今回は非常に気を使っている様子でした。嫌な奴だけど、根は悪い人じゃないんですよね。

・このあたりを境に、メンバーそれぞれの単独行動が目立つように。シリアスモードのニュー・トリックスは単独行動が目立ちますね。今回頭に血が上っていたサンドラとジェリーは、基本的に捜査の本筋から外れてしまうことはないので、比較的安心して見ていられます。

・ジャックのはったりで暴かれた若かりしジェリーの過ち。ジェリーはこれさえなければ文句なしにいい男なのになあ。あ、女も弱点でしたね。そんなジェリー を見捨てるどころか、今でもかわいがっている親戚一同は本当にいい人たちだ。ジェリーを救うために、自分たちに不利になるようなことまで告白するんですか ら。ジャックのはったりがあっさり通用してしまうあたり、ジェリーに対する信用はないんだなあと思いましたが(笑)

・ジェリーの隠し事を責めるサンドラは、「君みたいに隠し事のない良い警官はいない」と逆切れされて、一瞬つまってしまいます。今一番言われたくないこと ですもんね。こういう真剣なシーンになるとよくわかるのですが、実はジェリーってフィーリングで動いているように見えて、非常に論理的に話を組み立てられ る人なんですよね。まあ、あのシーンは単なる開き直りだと思いますが(笑)

殺された肉屋の信仰心が私には理解不能なので解説プリーズ。なんで堕胎はだめで、殺人や暴力はいいの?「汝の隣人を愛せ」って聖書の言葉じゃなかったっけ?(←ネタバレ反転)

サンドラは父の親類にあたり、父と愛人の間に子供がいて、教会に捨てられたのだということを突き止めま す。その男の子は養子として、殺された肉屋の家庭に引き取られました。そしてわずか6歳という年齢で、殺されそうになった養母を助けるために養父を殺して しまったのです。真相が明らかになったタイミングで踏み込んできたUCOS男性陣に「私の弟がやったの」と打ち明けるサンドラ。男性陣は衝撃が大きすぎ て、反応が追い付かないようです。血痕のことから知らないのですから、まさに青天の霹靂ですよね。細かいところですが、ここのやりとりの間の男性陣の反応 の違いに個性が出ています。この期に至って初めて「私の弟」という言葉を口にしたサンドラの心境、いかばかり。(←ネタバレ反転)

ところで肉屋を切断し遺棄したのはジュリアでOKなんですか?「プロの手で切断されていた」というところが引っかかる。ジュリアって肉屋の技術を持っていたのでしょうか。夫が亡くなる前に彼女が肉屋の仕事にタッチしていたかは曖昧な描かれ方だった気がするのですが。まさかジェリーのお父さんが・・・・、いやいやいやいや。(←ネタバレ反転)

・最後まで鬱なのもあれなので。ジャック&ジェリーがジェリーのいとこたちに聞き込みをするシーン。なぜか話し合う彼らを真上から撮ったカットがあるので すが・・・薄い頭が4つ。あの、ここって笑いどころですよね?話の展開的にはどシリアスまっただ中なのですが、だからこその笑いどころなんですよね?



サンドラの人生がハードモードすぎて、見ているだけのこちらまで心が折れそうです。気丈すぎるサンドラが辛い・・・。こういうシーンでサンドラをフォロー できるのはジャックだと思うのですが、彼はサンドラのお父さんとの経緯があるからどう出たものか・・・。まあおじいちゃんズ3人が見守り態勢に入ることは 間違いないでしょう。早く、早くシーズン7を・・・!

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ニュー・トリックスお気に入りエピソード6選

ニュー・トリックス再放送決定!!!
今のところシーズン2までしか発表されていませんが、もちろんシーズン6まで全力疾走の方向ですよね?そしてその後はシーズン7に突入の勢いですよね?もうチャンネル銀河さん大好き!うっかり録り損ね続けたS1#1を見終われば、私もニュー・トリックス完走です。

そんなわけで本日は「ニュー・トリックスお気に入りエピソード6選」。新規視聴を考えていらっしゃる方への参考にでもなれば。でも私の趣味丸出しだからなあ・・・。


S1#5「失踪の果て」
母子失踪事件を再捜査するお話。下っ端時代のブライアンが担当し、思うような捜査ができなくて悔いを残した事件でした。サイドストーリーが多かった初期の 中では事件の比重が高かった回ですが、巧みに事件とUCOSの身辺事情を重ねていて、まさに一度で二度美味しいとはこのこと!特にブライアンファンにはお すすめです。ニュー・トリッックスのお家芸ともいえるあるトリックが最初に登場したのもこの回だったと記憶しています。

S3#2「カリスマ活動家の死」
労働運動の活動家が殺された事件。ニュー・トリックスらしい込み入った人間関係を解きほぐしていくタイプの捜査です。事件関係者の来しかた行く末をあれこ れ考えてしまいます。同時にUCOSの面々にも小さなドラマがある回。旧友と再会するジャックのパートは割と本気で切ないです。ジェリーにも見どころあ り。

S3#3「悲しき老犬」
犬の連続惨殺事件を捜査するUCOS。ところが事件は意外な方向に。今までのエピソードの中で事件の真相に一番驚いたのはこの回です。キーとなるある事柄 を知っていると早くに真相がわかってしまうかもしれませんが、多分知っている人はそうそういないんじゃないかな。最初からちゃんと伏線も張られていて、推 理ものらしい話だったと思います。ジャックがお気の毒。

S4#2「神を待つ家」
ニュー・トリックスで何度か登場している潜入捜査ものの中で一番好きな回です。ともかく見どころが多い!ジャック&ジェリーが父子(!)になりすました り、二人で歌を披露したり、ジェリーがサンドラと踊りだしたり。いつも強気のサンドラが新たな一面を見せたのもこの回ですね。ゲスト登場のサンドラ母も面 白いキャラ。笑ったりしんみりしたりと忙しいお話。

S4#3「湖に沈んだ欲望」
湖底に沈んだ輸送車が鍵となる回。メンバーの短所と長所がうまくかみ合い、お互いフォローしながら捜査が進んでいき、チームものの醍醐味を味わえるお話で す。本当に一歩一歩真相に迫っていく地道な捜査ですが、ダイビングという珍しい要素があるため地味な印象はありません。どのキャラが好きでも楽しく見られ る回ですが、特にサンドラ&ジェリーのコンビが好きな人にはパワープッシュ。

S6#2「真実はそこにある」
殺人のきっかけが「宇宙人の目撃」だったという突飛な設定ゆえか、異色なイメージがある回。UCOSの扱った事件の中では一番規模が大きいのでは。気持ち 悪さの残るラストは賛否がわかれそうですが、個人的にはおもしろいと思います。メンバーの反応の違いがリアルで笑えます。


本当は放送されたばかりのS6最終話のレビューをしようと思ったのですが、へこみすぎてまだそんな気分になれず・・・(いつものパターン)

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S6#6「最後に笑う者」

さてさて、ようやくこの日が来ましたよ!感無量で言葉にならない、そんなニュー・トリックスS6#6「最後に笑う者」感想です。



・芸人レイ・ハリスのショーでジェリーのお誕生日を祝うUCOSの面々。ところがレイが繰り出す女性蔑視のジョークに一部の観客が抗議の声をあげる。騒ぎ の仲裁に入ったUCOSは、かつてレイに対する抗議運動をしていた女性が失踪したことを聞かされた。彼女の名前はサラ。反ファシスト同盟のメンバーだった が、恋人ダニエルと極右グループ20/4に潜入して以来、25年間も行方知れずになっているらしい。捜査を進めていくうちに、20/4にはあのハンソンが 所属していたことが明らかになる。

・ニュー・トリックスの縦軸ともなってきたジャックのエピソードがようやく完結です。S6から視聴し始めた方には、過去シーズン制覇後にこのエピソードを見ることをお勧めします。放送が終わって一週間以上経ってから言うことじゃないですね(笑)

・視聴者の妄想力養成に定評のあるニュー・トリックス。S5#1で最悪の決別をしたジェリーの娘・エミリーが何事もなかったように登場しています。仲直り の過程はスルー!姿勢がぶれないことに感心しつつ、先にアプローチをしたのはジェリーなのかエミリーなのかと、あれこれ考えてしまいました。わだかまりは 一応解消されているらしく、裁判前と変わらない二人の雰囲気にのっけから感慨深くなってしまったり。いけない、本番はこれからなのに。

・そんなエミリーも加わり、誕生日を祝ってもらうジェリー。誕生日が待ち遠しいのなんて年齢が両手で数えられるうちですが、あんな風に誕生会を開いてもらえたらやっぱりうれしいですよね。エスタも参加してプレゼントを渡しています。エスタとジェリーって仲がいいですよね。

・今回のジェリーは突っ走って空回り気味。ノリで動いてそうに見えて意外と堅実、というのがジェリーの持ち味だと思うのですが。ファンのひいき目ですね(笑)今回はお誕生日で浮かれていたんでしょう。

・暴走気味のジェリーの代わりにストーッパーになったのがブライアン。暴走していない時のブライアンはどちらかというと慎重派ですね。特別慎重派でなくて も、無策でハンソンの自宅に乗り込むとなったら反対します。ああ、サンドラが怒り狂う姿が目に浮かぶ。それは間もなく現実になるわけですが。ハンソンにま で「サンドラには内緒で乗り込んできた」と見抜かれています(笑)

・ジェリー&ブライアンが乗り込んだハンソン宅では息子のルークのお誕生会中でした。ジェリーとルークは誕生日が近いみたいですね。ルークがハンソンの元 に戻ったことに二人は驚いています。あまり父親には似ていないルーク。本質的には気が弱く、流されやすい青年のように見えます。

・ハンソンが絡んでいると聞き、なんとストリックランドまで登場しました!彼が捜査に直接参加するのはこれが初めてじゃない?UCOSに威張っている姿し か見ていないストリックランドですが、冷たい威圧感を漂わせた尋問(というか説得?)はサマになっていました。ジェリーの元同僚パターソンも参加してハン ソン包囲網を狭めていきます。今回を見るとハンソン逮捕が警察全体の悲願だったことがよくわかりますね。終盤はストリックランドやパターソンも込みで動い ていたので、珍しいコンビネーションが楽しめました。

・次々に判明するハンソンの秘密。ジャックの妻がひき逃げされたとき、ルークが同乗していたこと。そして ルーク→ハンソンと乗り換えた恋人が、実はハンソンの実の娘だったこと。じわじわとハンソンを追い詰めながら、ジャックは外見上実に冷静です。前回ハンソ ンと対決したときの突っ走り方とはまるで別人のよう。手痛い敗北から慎重になっているという面ももちろんありますが、周りが見えなかった状態から目が覚め て本来のジャックに戻ったのかなという気がします。今回はハンソンと直接対決することもなく、仲間たちにゆだねていました。ハンソンの尋問の前、サンドラ がジャックを帰らせるのもいいですね。こういう線引きをしっかりしているUCOSが、ニュー・トリックスが大好きです。(←ネタバレ反転)

しかし結果を待つ時間の辛いこと!ジャックの「待ち」のシーンは非常に短いのですが、彼の焦燥が十分すぎ るほど伝わってきます。ジャック役ボランさんの名演に拍手!そしてそんなジャックにゆだねられた三人は、しっかりと彼の信頼に応えたのでした。ジャックと サンドラが抱き合うシーンは・・・・もう・・・・(ログアウト)(←ネタバレ反転)

そして最後は、メアリーに語りかけるジャックの姿が久々に映って〆です。このシーンのために、ずっと恒例 の語りかけシーンがなくなっていたんですね。プレからここまで約1年、本当に感無量です。これを6年かけて見てきた本国の視聴者はなおのことでしょう。そ してなにより約15年越しの思いが実ったジャック、本当におめでとう!!!(←ネタバレ反転)



うわー、すっごく長くなっちゃった(笑)お祝いモードということで大目に見てください。
本当はお祝いSSあげたかったけど・・・S6終了時にでもあげられたらいいなあ。

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S6#5「”セールスマンの死”の謎」

せっかく追い付いたと思ったら、また遅れています(笑)ニュー・トリックスS6#5「”セールスマンの死”の謎」の感想を。



・土地ブローカーのディーンが自宅で頭を撃ち抜かれた状態で発見される。当初は自殺として処理されたが、目撃者が出てきたためUCOSが他殺の線で再捜査 することに。目撃者として名乗り出た元コールガールは、自分と入れ違いに訪れてきた男がディーンと口論になるのを見かけたのだという。ディーンの共同経営 者マイクに目をつけて捜査を進めるうちに、UCOSは過去の銀行強盗事件に行き着くことになる。

・珍しく事件現場でUCOSを迎えるストリックランド。S4#8「魔術師の死」以来?前回は私情が入りまくって現場まで出向いたストリックランドですが、 今回は下々の働きを見に来ただけみたい。どっちにしろ嫌な感じ(笑)「長がつく肩書きが好き(byジェリー)」なところは前任者のペヴァンと共通していま すね。

・元コールガールのアリスに事情を聞きに行くと、彼女は橋の下で仲間たちと歌を歌っているところでした。こういうノリがジェリーは好きみたいですね。宗教 がらみとわかって、あっというまに身を引いてしまいますが(笑)S5#8のゲイパブといい、ジェリーの感性に合うところはいつも一癖二癖あるみたいです ね。

・宗教といえば、マイクの「お金儲けセミナー」も宗教のような一種異様な雰囲気でした。マイクのよくわからない話を聞いて「一理ある」と言い出すジェリー。ぱーっと儲けることへの憧れを持つあたり、ギャンブルが好きな彼らしいかも。

・UCOSのミルクが切れて、全員でブライアンにブーイング。どうやらブライアンがミルクを買う係らしいですね。他の人が無造作に買ってくるミルクにこだわり派のブライアンが文句を言い、それならブライアンに任せようという流れでしょうか。

・男相手だろうと全くひるむことなく格闘する(しかも勝っちゃう)サンドラ最高。ジェリーが襲われたシーンも彼女がいたら無事撃退できた気がする(笑)。 それにしても「父親を捕まえた」なんて逆恨みも甚だしい理由で襲われてしまったジェリーは災難でした。大事に至らなくてよかった。警察は本当に大変なお仕 事ですね。

・ジャックとブライアンの「焼き鳥」をめぐる会話が途中までしか訳されていなくて残念。ジャックは焼き鳥が好きじゃないようですね。ソースをかけて食べるとおいしいとか、そんな話だったような(英語力ゼロ)

・今回のお話は発端となったブローカーの死と、捜査過程で浮上した銀行強盗の事件が半々くらいのウエイトで進んでいきます。両件の真相解明が抜きつ抜かれつで進展し、終盤で両方が相次いでフィニッシュを迎えるという、実にきれいな構成です。保険金詐欺を企てた二人の処分は寛大すぎる気もしますが、悪銭身につかずを地で行く結末は爽快。(←ネタバレ反転)

個人的に、サンドラとジャックが銀行強盗が隠した金の延べ棒を探すシーンがとてもおいしかったです。確信 を持って調べだしたにも関わらず見つからず、無念そうなジャック。奮闘のあまり汚れてしまったジャックのコートを、サンドラが払ってあげています。この時 のサンドラの労りに満ちた表情!同じ背中を触れているシーンでも、前回ジェリーの背中をぞんざいにはたいていたのとは天と地ほどの差があります!(← ネタバレ反転)サンドラは時折ジャックに対して、ジェリーやブライアンには見せない種類の気遣いをしますよね。なんか・・・いいなあ(語彙が貧困)。この 二人が互いを大切にしあっているシーンからは、特別な絆を感じられます。このエピソードは仲良く笑っている二人がたくさん見られて幸せでした。



本当はこの回をすっ飛ばして、直近のエピソードの感想をアップしようかとも思ったんですよ!(失礼)だってだって、ジャックが!!!!シーズン6もいよいよ大詰めです。

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